子どもの声(H29年度)

Q:あなたにとって「び~だ」はどんな場所?

  ・良いところ(11歳)

      ・みんなとコミュニケーションをとったり

   ダメなところを指摘し合ったりできるところ(15歳男子)

      ・幸せの場所&自分のやりたいことが出来る場所(13歳女子)

  ・楽しい場所、そしてコミュニケーション能力がつく場所(10歳女子)

 

Q:「び~だ」で何をしている時が一番楽しい?

  ・みんなと何かをやること(11歳男子)

      ・卓球とモンスターストライク(15歳男子)

      ・みんなとおしゃべりしたり、ゲームをしたりしている時(10歳女子)

  ・一人でゆっくりできる時間(13歳)

 

Q:「び~だ」のどんなところが好き?

  ・自分が今まで出来なかったことが出来る雰囲気がある(11歳男子)

      ・自由で人と出会えるところ(15歳男子)

      ・好きなことで生きて、自分の意思で動けるところ(13歳女子)

  ・全て、ルールや決まりを守れば、ほとんど自分の好きなことが出来る(10歳女子)

 

Q:今、自分で頑張っていることがありますか?

  ・英語(11歳男子)

  ・体力作り(15歳男子)

      ・自分を大切にすること(13歳女子)

  ・び~だが休みの金曜日には公立の小学校に行くこと(10歳女子)

        

保護者の声

Q:カリキュラムがないことについて不安はありませんか?

 

・事前に内容は聞いていたので、不安はありませんでした。

 むしろ、普通学校(この表現が正しいかも疑問ですが・・・)の教育カリキュラムに不安   が多かったので自由に学んでもらった方が、良かったと思います。
(H29年度:11歳男子父)

 

・子どもは必要な時に必要な学びをする。だからイヤイヤ机に座って皆と同じ授業を受けるのは時間がもったいないと感じる。

その子にとって必要な学習の時期は年齢で決められるものではないと思う。やらされて学ぶよりも「知りたい」と思った時の吸収力は計り知れないものだと思っている。

だからこそ自分の好きを存分に味わい、自分を知り自分を信じること等根っことなる部分の育ちがカリキュラム通りの学習よりも今、必要なのではないかと思っている。(H27年度:11歳男子・13歳男子母)

 

・全くありません。(H27年度:4歳男子母)

 

・大いにありました(笑)。以前から自然体験プログラムなど積極的に参加していたので、勉強のみならずそういったものも提供されないとなると、どうやって子供たちは経験を広げていくのだろうと思いました。たとえばリンゴを知らない子がリンゴを食べたいと思いつかないように、出会う機会がなければそれをやりたいという欲求も生まれないのではないかと。そんな疑問を持ち続けていたとき、吉本ばななさんと本田健さんのサドベリーについての対談をネットでみつけました。

そこで吉本さんが「家庭の環境のなかに面白い人との出会いがあるのが基本。学校は枠、箱。外から人が来て色々やるのは違うと思う。」とおっしゃっているのを読み、この言葉がすとんと胸に落ちたのです。

それから我が家では新しい経験、出会いに不足を感じるならば家庭の周辺で行えば良いと考えるようになりました。そして、それぞれの子供がび~だの外で得てきたことを持ち寄って、び~だで共有し影響しあう。時間を自由に使うことを保証され、やりたいことは最大限サポートされる場で、心ゆくまで探求し好奇心は熟成されるのだと考えるようになりました。

また、強制的な学習によって苦痛を感じたりやる気を失ってしまったりすることなく、その子の特性にあった学びの方法をとれることはとても良いと思います。(H27年度:10歳男子母)

 

 Q:「び~だ」に通ってから、お子さんにどんな変化がありましたか?

 

・朝、率先して会起きる様になった。
(ゲームをやりたいだけと言う可能性もありますが・・・笑)
・学校に行くときの顔つきが全然違う。(普通学校はつまらなそうに通っていました。)
・家で『宿題は?』とか『忘れ物は?』とか言われなくなった。
(今は当然、宿題もないですしね)(H29年度:11歳男子父)

 

・毎日をイキイキと過ごしています。

風邪をひく事も少なくなり心と身体の繋がりをあらためて実感しています。

【自分を生きる=自分の選択に責任を持つ】

それが今の彼の軸になっているようで周りに流される事が少なくなってきています。

び~だも大好きだし、地元の友だちも大好きだからと自分でそれぞれとの関わり方を決めているように見えます。

そんな彼の生き方を家族だけでなく周りも自然と受け入れていている事に感謝しています。(H27年度:11歳男子・13歳男子母)

 

・ルールというものを知り、ルールの中では、自ら我慢するようになりました。

 (H27年度:4歳男子母)

 

・自分の意見を相手に伝わるように話すようになったと思います。

以前は「どうせ言ったって聞いてもらえない」とよくいっていたのですが、平等に耳を傾けてもらえる場では子供はきちんと意見を言い始めます。

そしてそれまではただ、自分の要望を通すことのみにエネルギーをつかっていたのが、どう交渉するかということに知恵をしぼるようになったと思います。そのため感情をコントロールする忍耐力も自然に芽生え始めたようです。

考え方が論理的になり、大人とも対等に意見を交わせることが多くなりました。

(H27年度:10歳男子母)

 

Q:ずばり「び~だ」とは?

 

・何でしょうね・・・子供にとっての『駆け込み寺』なのか・・・。
 それとも、『桃源郷』あるいは『理想郷』とも言えますね。(H29年度:11歳男子父)

 

・【生き方】であり【よりどころ】

自分を見つめ本来の自分に還る場所

その子だけでなく家族も一緒に自分を見つめ、本来の自分に還るきっかけをいただける場所

び~だがある事で今の環境で頑張れる子がいる(H27年度:11歳男子・13歳男子母)

 

・通う子供だけでなく、親や家族も学ばせてもらえる学校。(H27年度:4歳男子母)

 

・持って生まれた個性を安心して輝かす場所。

多様な植物が共生する森のようだと思います。都合のいいよう見栄えのいいよう枝を剪定されることなく、湧き出るエネルギーを思う存分発揮し個性豊かに育っていく木々のように、子供たちは互いに影響し循環しあいながら育っています。

そして豊かな森がそうであるように、び~だの存在は周辺に対してもよい影響を与えて始めていると感じます。(H27年度:10歳男子母)

 

 Q:その他何かありましたら自由にお願いします。

 

・今月いっぱいで、いったんこの場を離れることになりますが、今後も何かしらの形で
 お付き合い出来れば良いなと思っています。
 自分が構想を練っている『遊びの場』が実現できれば、是非コラボしたいと思っています が・・・。
まあ、それはまたの機会に・・・。(H29年度:11歳男子父)
 

・うちの子は未だ4歳です。

何箇所か幼稚園も見学に行きました。それから、約1年ほど友人たちと一緒に森のようちえん的な活動もしてきました。

そんな中で「び~だ」の存在を知り、見学に行き、子どもと相談をしてまずはビジター会員として入ることを決めました。

「び~だ」の子ども達の、素敵だなと思うところは

   お互いがお互いを尊重している

   自分の考えで一瞬一瞬を過ごしている

   認められているから、思いやりがある

まだまだ沢山書けますが、このような子ども達と一緒に過ごせたら、うちの子もきっと大切なものを学んでいくのだと確信しています。

親やスタッフは皆、黙って子どもたちを見守る。簡単なようで、結構難しいことですが、私自身もび~だと関わることでとても大切なことを教えていただいています。(H27年度:4歳男子母)

 

・び~だはまだ生まれたばかり。サドベリーという概念にしばられすぎす、び~だ自身が自由に育っていってほしいです。(H27年度:10歳男子母)